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店主コラム

2012年9月4日

前回の附曳神事のコラムの後

前回の附曳神事のコラムの後、永らく更新が無いので店主は誘惑に負けて龍穴を覗いてしまい、祟りで死んでしまったんやろうと思っていらっしゃる方も多いと思いますが実はそうではなく、貴船神社奥宮社殿の改修工事も無事完了し、再び龍穴の上に戻すための附曳神事に私も生きて参加する事が出来ました。
龍穴を覗きたい誘惑に負けることなく、173年ぶりの神事に生きて立ち会うことが出来て感無量です!

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この白い覆いの中に、龍穴が確かに存在していることは宮司さんから聞きました。

(龍穴を覗きたい誘惑と必死で戦う私。見ていたら今頃死んでいたのでしょうか?)

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完成した奥宮社殿を龍穴の上に曵き戻す附曳神事。
(私も左端の方でロープを引っ張っています。)

中央で神職が龍穴に白布を掛け、社殿がそれを覆うまで、人目に触れないように隠しています。

そしてこの度、縁結びの社として知られる中宮「結いの社」も新しく造り直されました。

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新装なった貴船神社中宮「結いの社」

Kudo Kenji Photograph巨匠の360度パノラマ写真をお楽しみください。

この貴船神社の「結いの社」は和泉式部の亭主奪還伝説?にあやかろうとする女性参拝者が急増中で、婚活中の若い女性はもちろんのこと、夫婦円満を望む既婚女性にとっても恋愛成就のパワースポットとして、ちょっとしたブームになっているようです。(独りでお参りに来られる女性がとても多いので、独身男性の皆さんも参られてみては?もしかして良縁に巡り合えるかも?)
貴船の神さまは女性の味方であって、それは大変良いことなのですが・・・12世紀の女流歴史物語作家によって執筆された『栄花物語』の「たまのむらぎく」の巻では、貴船の神様が平等院の藤原頼通を懲らしめる様子が描かれています。頼道には正室がありながら、出世のため三条天皇の二の宮を迎えようとして、一時的に危篤状態に陥るというものです。正室隆姫の乳母が可哀想に思い貴船明神に報告したため、貴船の神さまが頼道にお仕置きしたのだとか。
男性にとっては、あんまり頼ってほしくない神様かも知れませんね...
冗談はさておき、この中宮の旧社殿は東日本大震災で社殿を流失した仙台の秋葉神社に贈られることになりました。仙台の女性の味方として、末長く愛され続けて欲しいと思います。

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京都の宮大工さんの手によって修復された後、仙台の秋葉神社に向かう予定の旧「結いの社」社殿

 コラムを更新しなかった間に(貴船神社の改修工事にあやかって?)右源太露天風呂のリニューアルと、左源太の全面改装を行いました。
右源太の客室専用露天風呂は床面を上げ山側に延長し、柵を目立たなくして、湯舟を跨がなくても入れて、景色も良く見えるようになりました。そして、湯舟の上に透明の雨よけを設けました。これで雨でも雪でも露天風呂を楽しんで頂けます。

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リニューアルした右源太客室専用露天風呂
Kudo Kenji Photograph巨匠の360度パノラマ写真をお楽しみください。

左源太は前からやってみたかった『フランク・ロイド・ライト』の「“落水荘”フォーリングウォーター」(2007年12月「落水荘」のコラムを参照して下さい)をモチーフにしての全面改装です。

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全面改装した左源太・落水荘
Kudo Kenji Photograph巨匠の360度パノラマ写真をお楽しみください。

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