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店主コラム

2009年12月31日

「2009年暮れに想う」

前略ジョージ・ナカシマさま。お変わりありませんか?
先日、桜製作所の永見会長が、ここ貴船を訪ねてくださいました。
桜製作所で造られたナカシマデザインの家具を配した宿泊室を作って5年。
2009年もあと少しで暮れようとしています。
今年もいろいろありましたが、おかげさまで、とっても嬉しい出来事が・・・

09年10月13日、中国杭州で仕事を終えて上海に戻り、ホテルでうたた寝をしていると親友のT君からメールが届いた。
「ミシュラン掲載おめでとう。」・・・?
続いて親しくしている企画会社社長のS君からのメール
「ミシュラン、京都の旅館部門1位掲載、おめでとう!」・・・へ?
事態を飲み込んだ私はベッドから飛び起きて、メールをくれた友人たちにお礼の電話を入れた。そして、誰も見ていないのを良いことにベッドの上で飛び跳ねて叫んだ。「ヤッター!!!」

それから2ヶ月半経った大晦日の今日これを書いている。ご贔屓くださったゲストはもちろんのこと、スタッフや関係者の皆さんには感謝の気持ちで一杯だ。過分な評価を頂いたことに身の引き締まる思いがして、正直ちょっと怖い気もする。
でもやっぱり嬉しい。何が嬉しいかというと、日本のなかの、京都のなかの、小さな貴船が“世界標準レベルのメディアに認められた”ということが嬉しい。
我が家のアイデンティティに誇りすら感じてしまう(笑)。
貴船は水神の総本山として著名だが、元々「気生根」と書いて“気力の生ずる根源の地”(今でいうパワースポット)としても知られている。滞在されるゲストの「気力アップのお手伝い」も“もてなし”の一環として、これからも充実させていこうと思う。

年末にあたって、来年の抱負というか、将来の目標について考えてみた。
敬愛するジョージ・ナカシマ、イサム・ノグチ、ソーリ・ヤナギ・・・
世界標準レベルで評価されている日系アーティストの根底には、それぞれが背景として持つ日本の英知と巧みの技が詰まっている。
私の目標は、日本の(+社家族である我が家の)文化と技術と価値観をもって、世界に向けてブランドを発信することだ。
今年、我が社は世界標準レベルで評価される化粧品ブランドを目指して「KIFUNE」を発信した。
ブランドとは、究極的にはそこにいる人であり、そこにある土地であり、そこに育つ文化がつくりだすものと聞く。
これから「KIFUNE」は、日の丸と我が家のアイデンティティを背負って世界中の市場へと発進して行く。みなさん応援して下さいね。

来る2010年が、全ての生きとし生けるものにとって素晴らしい年になりますように・・・

追伸 LAで日本人最高のミシュラン2つ星を獲得した浦澤君。おめでとう。
君にももちろん、右源太”調理部”名誉卒業生の称号を送ります。
円高で日本の食材が高騰して大変だと思うけど、来年も日の丸背負ってがんばってね。

写真2

快適な旅館順
一位!!

写真1

LAにて 浦澤くんと

写真2

KIFUNE COSMETICS

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