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店主コラム

2008年 9月22日

「EM菌」

良かった・・・
今年も続ける事が出来て・・・
C.W二コル師匠から繋がったご縁で、2004年から続けていた、貴船神社・奥の院からのEM(有用微生物)放流が、今年は諸事情で出来なくなるかも・・・知れないのでした。
余裕が無くて、自力での作業を諦めかけていた時、NPO地球環境・共生ネットワーク東近畿世話人の吉彌信子さんに相談してみたところ、快く引き受けて下さったのです。
さらに、必要な経費は貴船区で負担して貰えることになって、この“EMによる貴船川浄化作業”は、公式に貴船区が実施している事業という事になりました。
2004年には、そんな得体の知れんもんを流して、問題になったらエライことや!!!と、
一旦は中止に追い込まれましたが、個人が責任をとる形で区長の許しを得て、細々と続けてきました。(詳しくは2007年2月のコラムをご参照戴きたいです。)
今では、鞍馬小学校のプール清掃にも、これを活用しているそうです。この5年の間に、広く世間にEMが認められるようになったのですね。

8月24日、町内の盆踊りの準備をしている時、自治会長が、「こないだEM流したやろ。甘~い匂いがしとったわ~」とにこやかに話しかけて下さいました。

EMの微生物は、糖櫁を食べて醗酵し、培養されるのですが、1トンタンクに1斗缶(18ℓ)1本以上の黒蜜を必要とします。ですから、出来上がった活性液は黒色で、黒蜜の匂いがします。これを1トン一気に放流すると、一時的に川が真っ黒になって、甘い香りが辺りに漂う事になります。事情を知らない人がそれを見たら、なんちゅう事をやっとるんや!!と思う事でしょう。私自身、初めての時には「川まっ黒やんけ!魚死ぬんちゃうの!!」と思ったくらいですから・・・
活性液は水より重いらしく、川底を這う様に、甘い匂いと共にゆ~っくりと下流へ移動して行きます。その速度は水の流れよりもはるかに遅く、奥の院から右源太まで(300m弱)来るのに、1時間!以上かかる程です。

何が流れてきよったんじゃ~!!と騒ぎになる事を恐れて、あえて雨後の増水時を狙って放流したこともあったなあ・・・等と思い起こしながら、自治会長の一言に、ちょっと嬉しい気持ちになりました。

写真1

先ずこの100ℓタンクで種菌を作ります。2リットルの元菌に3,5ℓの糖蜜と水94,5ℓを加え、数日間寝かせると種菌の完成です。

写真2

できた種菌を奥の院まで運ぶこのポリタンクは、5年前に大阪市漁業組合の北村組合長から、完成したEM活性液と共に頂いたもの。

写真3

奥の院に設置された1トンタンクに、種菌50ℓと糖蜜20ℓ、水930ℓを入れ、1週間程でEM活性液が完成します。これを貴船川に、1トンは一気に、もう1トンは点滴のように少しづづ放流しています。

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